新型CR-Vのライバル車として、すぐに思い浮かぶCX-5。
ミドルサイズSUVの中ではどちらも注目度の高いSUVですが、サイズはどのくらい違うのでしょうか。
今回、サイズという観点から新型CR-VとCX-5を比較してみました。
新型CR-Vとは

画像:ホンダ
新型CR-Vは2018年8月にホンダから販売されたばかりのSUV。
CR-Vの歴史は1995年から始まり、新型CR-Vで5代目となります。
初代から都会派SUVの先駆け的な存在で人気を博したCR-Vは、SUVでありながら1,520kgとSUVとしては軽量な車重と優れた空力性能により、予想以上に高い走行性能を持っていました。
旧CR-Vからの改良点

画像:ホンダ
旧CR-Vからの改良点として、パワートレインが新型らしく変更されています。
ハイブリッドモデルではCR-V初のSPORT HYBRID i-MMDを採用し2.0L直列4気筒エンジンを搭載しています。
SPORT HYBRID i-MMDとは走行状況に応じてEVドライブモード、ハイブリッドドライブモード、エンジンドライブモードの3つのモードをシームレスに切り替えるもので、これにより低燃費と高い走行性能の両立を実現しています。
ガソリンモデルでは1.5L直列4気筒エンジンにターボの組み合わせで、走行性能としては2.0Lガソリン車に匹敵する走行性能を獲得しています。
新型CR-Vの大きさ
新型CR-V | 旧型CR-V | |
---|---|---|
全長(mm) | 4,605 | 4,565 |
全幅(mm) | 1,855 | 1,820 |
全高(mm) | 1,680~1,690 | 1,690 |
新型CR-Vの大きさとして、全長4,605mm、全幅1,855mm、全高1,680mm(4WD車の場合は1,690mm)、またホイールベースは2,660mmとなります。
参考までに、旧CR-Vの大きさは全長4,565mm、全幅1,820mm、全高1,690mmで比較すると全長は40mm、全幅は35mm新型の方が大きく、全高はほぼ同じ高さです。
体感的な大きさとして車中泊することを例に挙げますと、後部座席を倒しフルフラットにした状態での荷室長が1,830mmとなり、身長170cm程度の成人男性でも余裕で寝ることが可能なサイズ感となります。
CX-5とは

画像:マツダ
CX-5はマツダが2012年から販売しているクロスオーバーSUV。
マツダ独自のスカイアクティブテクノロジーという技術を全面採用した車で、アクセラに搭載されていたエンジンを搭載しているほか、クリーンディーゼルエンジンを搭載していることでも有名です。
CX-5の大きさ
CX-5の大きさは全長4,545mm、全幅1,840mm、全高1,690mmとなります。
またホイールベースは2,700mmとなり、長距離走行でも安定した走りを楽しむことが出来るでしょう。
体感的な大きさとしてCR-Vと同じく車中泊することを例に挙げると、後部座席を倒した状態での荷室長は1,810mm。
新型CR-Vと比較すると20mmほど短いのですが、それでも身長170cmの成人男性であれば余裕で寝ることが可能です。
因みに、新型CR-Vとは違いフルフラットにはならないため、車中泊をする際は一工夫必要です。
新型CR-Vとの比較
新型CR-V | CX-5 | |
---|---|---|
全長(mm) | 4,605 | 4,545 |
全幅(mm) | 1,855 | 1,840 |
全高(mm) | 1,680~1,690 | 1,690 |
新型CR-Vと比較して、サイズは前項の通りで車体の大きさや車内の広さについてもう少し噛み砕いて見てみると、全長が新型CR-Vは4,605mm、CX-5は4,545mmとなっています。
しかしながら、CX-5はマツダ特有であるロングノーズなつくりでカタログ上の寸法以上に長く感じます。
対するCR-VはフロントをCX-5よりも短く、リアを長めにしたような感じで結果的に1,830mmもの荷室長を確保することが可能となっています。
全幅に関しては新型CR-Vの方が一回り大きく作られており、CX-5の方がコンパクトに作られている印象です。
また全高に関しては逆にCR-Vの方が10mm低く作られており、空力性能の高さが伺えます。
まとめ
新型CR-VはSUVでありながらも空力性能と動力性能に優れ、かつ居住性も犠牲にしない設計で非常に人気です。
一方のCX-5もSUVとしては十分の広さを確保し、クリーンディーゼルエンジン搭載モデルも開発しているなど、環境にも配慮しています。
値段はCR-Vが323万円から、CX-5が257万円からとなります。
高い走行性能のSUVが欲しい方はCR-Vを、購入費用を抑えたSUVが欲しい方はCX-5がおすすめです。