新型C-RVのグレード構成は、ガソリン車・ハイブリッド車ともにEXと上級のEX・Masterpiece(マスターピース)に分類され、それぞれに2WDと4WD、さらにガソリン車では2/3列シートを選択でます。
車の購入前に必ず確認しておきたい項目、それは「価格」です。
今回グレード別で価格どのくらい違うのか、グレード間の装備差も交えて解説していきたいと思います。
新型CR-Vのグレード別価格紹介(ガソリン車)

画像:ホンダ
ホンダが発売した新型CR-Vは、大幅な見直しによって見た目や性能が大きく変わっています。
ボディや機能性は全体的に洗練されているので、次に気になるのは価格の方でしょう。
EX
- 〈FF/5人乗り〉:3,230,280円
- 〈4WD/5人乗り〉:3,446,280円
- 〈FF/7人乗り〉:3,421,440円
- 〈4WD/7人乗り〉:3,637,440円
EX・Masterpiece
- 〈FF/5人乗り〉:3,591,000円
- 〈4WD/5人乗り〉:3,807,000円
- 〈FF/7人乗り〉:3,814,560円
- 〈4WD/7人乗り〉:4,030,560円
ガソリン車タイプのEXとEX・Masterpieceグレードは、それぞれ1.5LのVTECターボエンジン搭載です。
価格はEXグレードの5人乗りFFタイプが3230280円で、4WDタイプは3446280円という設定です。
7人乗りの方はFFタイプが3421440円、4WDタイプが3637440円となっています。
EX・Masterpieceは、5人乗りFFタイプの3591000円を始めとして、3807000円の4WDタイプと続きます。
7人乗りではFFタイプが3814560円、4WDタイプの方は4030560円で、この4WDタイプが新型CR-Vのガソリン車の中でも最上位です。

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販売価格帯はいずれも300万円から400万円の間で、タイプやグレードごとに順当な設定が行われている印象です。
ただ、これらの金額はあくまでも本体に限りますから、選択するオプションと保険料や税金を加えるとまた違ってきます。
それでも、購入を検討する判断材料になるので、違いや傾向を知っておくと役立ちます。
新型CR-Vのグレード別価格紹介(ハイブリッド車)

画像:ホンダ
新型CR-Vのハイブリッド車は、ハイブリッドEXとハイブリッドEX・Masterpieceの2種類に分かれています。
EX
- 〈FF/5人乗り〉:3,784,320円
- 〈4WD/5人乗り〉:4,000,320円
EX・Masterpiece
- 〈FF/5人乗り〉:4,145,040円
- 〈4WD/5人乗り〉:4,361,040円
最も手頃な価格なのは、ハイブリッドEXのFF車で、3784320円という設定となっています。
その次は4000320円の4WDタイプで、更にハイブリッドEX・MasterpieceのFF車と4WD車に続きます。
EX・MasterpieceのFF車は4145040円で、新型CR-Vとハイブリッド車を通して最上位の4WDは、4361040円という価格です。
どれも2.0Lハイブリッドエンジン搭載かつ5人乗りの共通点があって、基本的な性能は同様の設定です。
ただ、全体的にガソリン車よりも高めの価格設定で、最低でも約380万円の予算が必要となります。
ガソリン車とハイブリッド車の価格差は、約33万円~55万円(7人乗りは除く)。
こちらもオプションや保険は抜きですから、新型CR-Vのハイブリッド車の値段です。
高いとみるかやすいと感じるか、それは人によって違ってきますが、人気車種のフルモデルチェンジ版で、しかも燃費が優れるハイブリッドを考慮する必要があります。
客観的に分析してみると、これらのラインナップは戦略的な位置付けがされていて、絶妙な金額で購入できる設定になっていると考えられます。
新型CR-Vのグレード間装備差の比較
新型CR-Vにおけるガソリン車とハイブリッド車の主な違いは、やはりエンジンにあるといえます。
一方でグレード感の違いは、全車種共通の装備と上位を比較することで分かります。

画像:ホンダ
ブラインドスポットやドライバー注意モニター、ハンドリングアシストにLEDヘッドランプなどは全車種共通です。
電子制御のパーキングブレーキも、情報量が豊富なディスプレーも標準搭載で、自慢のカーナビや快適なランバーサポートシートも付いてきます。
シートヒーターや本革製のステアリングに、アームレストが付いているコンソールボックスもありで、他にもまだまだ装備されています。

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上位グレードのMasterpieceには、足先でドア操作ができるハンズフリーアクセスや、天井がスライドするサンルーフが付きます。
ガラスルーフも開閉する2重構造なので、晴天下における走りの楽しみ方が広がるでしょう。

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更にシートには本革が採用され、より高級感が増しているのが、Masterpieceグレードの新型CR-Vの魅力です。
助手席には4ウェイパワーシートが搭載済みですし、おしゃれなルーフレールも付いているので、機能性に加えて高級感にも違いがあります。

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ハイブリッド車の方には、減速セレクターやエンジン音のこもりを減らすサウンドコントロールに、エレクトリックギアセレクターなども付いてくるのでまさに上位です。
新型CR-Vおすすめのグレードはどれか?

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新型CR-Vのグレードは、ガソリン車なら最低でもEXの7人乗りか、EX・Masterpieceまでいった方が満足できます。
よりおすすめなのは手放しで上位グレードですが、予算に合わせて無理なく選ぶことが可能です。
オプションで機能を充実させる方法も存在するので、最初に手の届く新型CR-Vを購入して長く楽しむのもありです。
しかし、それぞれの価格差はそれほど大きくありませんから、思い切って上位を選ぶと後悔せずに済みます。
満足感もひとしおとなりますから、一番良い車が欲しいならガソリン車の最上位グレードをおすすめします。
EX・Masterpieceは装備が充実していますし、高級感も高められているので、価格以上に満足できる可能性が大です。
これはハイブリッド車も同様の傾向で、選ぶなら断然ハイブリッドEX・Masterpieceとなります。
ハイブリッド車は全車種5人乗りですから、そこはガソリン車に譲ってしまうものの、燃費に関しては大幅に優位です。
上質な走りと環境性能を実感できるので、一番良い新型CR-Vを求める人にはハイブリッドEX・Masterpieceです。
それでも、この車種に共通する基本装備の充実具合は良好なので、どれを選んでもがっかりする確率は低いと思われます。
新型CR-Vの価格のまとめ
- 新型CR-Vの価格帯は300万円から400万円
- グレードはEXとEX・Masterpieceの2種類
- トータルコストを抑えたい方はガソリン車
- エコやエンジンの静粛性を重視したい方はハイブリッド車
- 駆動方式が2WDと4WDで価格に大きな差ができるため、用途や住んでいる環境を考慮する
新型CR-Vの価格帯は300万円から400万円で、最下位のグレードは3230280円です。
最上位はハイブリッド車で最下位とは異なりますが、それでも4361040円ですから、価格差は100万円以上になります。
ガソリン車の最上位は4030560円と、ハイブリッドの上位に迫る内容ですが、エンジンが異なるので金額差には納得できるはずです。
何より、新型CR-VのMasterpieceグレードでは、金額を超えた機能性のアップや高級感の向上が見られます。
ファンにとっては待ちに待ったフルモデルチェンジで、ホンダも力を入れて発売した車ですから、金額的にはむしろ絶妙なところを突いたといえるでしょう。
ガソリン車の販売は既に始まっていて、好調な滑り出しを見せているので、ハイブリッド車の方にも注目が集まります。