SUVの購入で候補に上げられる人気モデルがハリアーとCX-8。
そんなハリアーとCX-8のスペックと特徴を比較してみました。
どちらもミドルサイズSUVの中でも超がつくほどの人気モデルですが、あなたはどちらを選びますか?
ハリアーについて
ハリアーのデビューは1997年。
当時「ラグジュアリーSUV」として新たなジャンルの開拓を目指すべく、トヨタ自動車が満を持して発売したモデルです。
トヨタ系列であるレクサスブランドからは「RX」の名前で発売されていました。
その後、国内でレクサスブランドが展開することになり2代目ハリアーを持って一時生産終了しましたが、2013年にファンからの熱い要望を受けて再び国内専用車として3代目ハリアーが発売され、現在に至ります。

画像:トヨタ
ハリアーの簡単なスペック
ハリアーは排気量2,000ccのターボ付きガソリンエンジンと2,500ccのハイブリッドエンジンの2つのモデルがあります。
ガソリン車の車両総重量1,975kg、ハイブリッド車は2,085kgと重量級ながら燃費はガソリン車12.8km/l、ハイブリッド車は21.4km/lを達成するなど、SUVとしては燃費が良いです。
全長が4,725mm、全幅が1,835mm、全高が1,690mmと比較的大柄です。
使用燃料はガソリン車がハイオクガソリン、ハイブリッド車がレギュラーガソリンとなります。
ハリアーの特徴
ハリアーは「都会」「高級」をコンセプトに作られました。
その名の通り高級感のある内外装が特徴となっています。

画像:トヨタ
外装においては7色のカラーリングを展開しており、5色が黒ベースのカラーとなっています。
内装においては、快適装備として電動パワーシート、快適温熱シートを装備し、厳冬時でも暖かく快適なドライブを楽しむことができます。

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ハリアーはどんな人におすすめか?

画像:トヨタ
ハリアーはトヨタから発売されており、世界でもトヨタの評判は高いです。
また、トヨタはアフターサービスが充実しており万が一のトラブルが起きても安心して修理を任せることが可能です。
コンセプトが「都会」「高級」ということもあり、高級感のあるSUVに乗りたい方には非常におすすめできます。
CX-8について

画像:マツダ
CX-8のデビューは2017年。
マツダ独自の新技術「SKYACTIV TEHNOLOGY」とマツダ車のデザインテーマである「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した7人乗りクロスオーバーSUVとして発売されました。

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日本では未発売のCX-9とCX-5のプラットフォームを組み合わせることにより、ミニバンのような居住性を確保しており家族持ちには便利です。
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CX-8の簡単なスペック

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CX-8は総排気量2,188ccのディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 2.2」を搭載しています。
全長は4,900mm、全幅が1,840mm、全高が1,730mmとハリアーよりも一回り大きめです。
車両総重量は17インチタイヤ装着車で1,790kg、19インチタイヤ装着車で1,820kgとハリアーと比較すると約100kgほど軽く、燃費性能もその軽さから17.6km/lを実現しています。

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CX-8の特徴

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CX-8の最大の特徴はディーゼルターボエンジンを搭載しているという点。
ハリアーはガソリン車であるため、レギュラーガソリンを使用しなければなりませんがCX-8は軽油で走行が可能です。
また室内装備にはハリアーと同じく電熱シートヒーターを標準装備、電動パワーシートも標準装備となっています。
ハリアーとは違う点は、フロントガラスに標識や制限速度などの情報を照射するアクティブ・ドライビング・ディスプレイを装備しているという点です。

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CX-8はどんな人におすすめか

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CX-8は前項でも記載した通り、ディーゼルエンジンを搭載しています。
昨今のガソリン価格は上昇傾向にあり、長距離走行においての燃料代も安くはありません。
しかし、軽油は元々の値段が安いこともあり、価格上昇の影響は少ないです。
更に7人乗りであることを考慮すると、大家族の世帯や長距離を主に走る方であればCX-8は非常におすすめの一台となります。
また、ハリアーと比較すると軽量であることからスポーティーな走りを期待している方にもおすすめできます。
まとめ
SUVとしての歴史が長いハリアーと7人乗りSUVとして新たな道を開拓するCX-8、どちらも一長一短ですが、高級感のあるSUVが欲しい方はハリアーを、より多くの人を乗せての長距離のドライブやスポーティーな走りを楽しみたい方はCX-8をそれぞれおすすめいたします。