昨今の車業界ではスポーティーな車が再び賑わいを見せています。
例えばトヨタ86やホンダS660、ダイハツのコペンなど…皆さんも一度は目にしたことがあるでしょう。
今回は今こそ乗りたい、安価でスポーティーな車を3つほど挙げていきます。
ホンダ フィットRS
フィットと言えばお買い物車で有名ですが、実はそんな車にもスポーツ走行を意識したグレードがあります。
それが、フィットRS。
そのスペックを紐解いていきましょう。
フィットRSのスペック
- ボディタイプ ハッチバック
- ドア数 5ドア
- 乗車定員 5名
- 駆動方式 FF
- 全長×全幅×全高 3915×1695×1525mm
- 車両重量 1060kg
- 最高出力 120ps(88kW)/6600rpm
- 最大トルク 14.8kg・m(145N・m)/4800rpm
- エンジン種類 水冷直列4気筒SOHC
- 総排気量 1496cc
- 使用燃料 無縁レギュラーガソリン
以上がフィットRSの簡単なスペックとなります。
まず注目するべきは車両重量。
1060kgとかなり軽量です。
ライバル枠となる1215kgの車体重量を持つヴィッツRSとは100kgの重量差があり、軽さを活かした軽快な走りを楽しむことができます。
また、チューニングパーツも様々なメーカーから発売されていて、チューニングの幅も広いでしょう。
現在でもRSグレードは生産されていますが、中でもオススメは2代目。
6速MTが採用されていて、長距離でのクルージングにおいての燃費向上に期待できます。
現在中古では30万~と比較的安価なため、カスタムベースとして非常に人気の1台です。
スズキ スイフトスポーツ
『キングオブFFホットハッチ』の名を欲しいままにした、スズキ渾身の一台。
3ナンバー化し排気量は1400ccにダウンサイジングした現在でもその性能は折り紙付きです。
まずは先代モデルにあたるZC32S型スイフトスポーツのスペックを見ていきましょう。
スイフトスポーツ(ZC32S)のスペック
- ボディタイプ ハッチバック
- ドア数 5ドア
- 乗車定員 5名
- 駆動方式 FF
- 全長×全幅×全高 3980×1695×1510mm
- 車両重量 1040kg
- 最高出力 136ps(100kW)/6900rpm
- 最大トルク 16.3kg・m(160N・m)/4400rpm
- エンジン種類 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
- 総排気量 1586cc
- 使用燃料 無縁プレミアムガソリン
以上がスイフトスポーツのスペックになります。
スペックシートからもスズキの本気度が見えてきますね。
軽い車両重量に136psもの高出力なエンジンはまさに鬼に金棒。
世界的なラリー競技でもいかんなくその性能を発揮しています。
それでいて中古相場も100万円ほど、中にはフィットRSと同等の値段の個体もあり、フィットRSよりももう少し高性能な車が欲しいという方にはオススメです。
ホンダ S660
ホンダが最近発売した軽自動車規格のオープンスポーツ、S660。
過去に発売されていた同コンセプトのビートのリメイク版として発売されました。
軽自動車でありながらスポーツを謳っているS660のスペックとはどのようなものなのでしょうか。
S660のスペック
- ボディタイプ オープン・カブリオレ・コンバーチブル
- ドア数 2ドア
- 乗車定員 2名
- 駆動方式 MR
- 全長×全幅×全高 3395×1475×1180mm
- 車両重量 830kg
- 最大出力 64ps(47kw)/6000rpm
- 最大トルク 10.6kg・m(104N・m)/2600rpm
- エンジン種類 水冷直列3気筒DOHC12バルブターボ
- 総排気量 658cc
- 使用燃料 無縁レギュラーガソリン
以上がS660のスペックとなります。
やはり軽自動車規格というだけあり車両重量は830kgとかなり軽量です。
また、駆動方式はフェラーリなどのスーパーカーでも採用されているMR。
通常エンジンは車体の前方に収められていますがMRの場合、車体の後方に配置されています。
この配置が運動性能に大きく関わり、カーブではまるでバイクのように曲がっていきます。
因みにF1のマシンも全てこのMRを採用しています。
中古相場では150万前後と、軽自動車として見ると少々値が張りますがスポーツカーとして見るならばリーズナブルな車でしょう。
最後に
安価でスポーティーな車は、上記の他にもまだまだありますが自分が欲しいと思ったら試乗してみる事をオススメします。
その車は、きっと貴方の人生を豊かにしてくれることでしょう。