自動車に乗っていると、ガソリンやオイル以外にもタイヤやワイパーなど消耗品がある訳です。こと車においてはこうした部品が多数あり、車検などをきっかけに交換する事も有る訳です。
自動車は税金やガソリン、車検以外にもこうした維持費用にかなりお金を費やす事になり、マフラーなどは突発的な消耗品としてまたかなりディーラーなどにこうした相談をすると、かなり高額な金額を請求されるために手痛い出費となる訳です。
乗り換え時期が間近だったりすると、せっかく高額な金額をつかって交換しても結局は交換にかかったお金がおおよそ無駄になってしまうというケースが多々あります。
そこで今回はマフラーについて私の経験から豆知識を書ければと思います。
穴が開いたマフラーの修理方法
マフラーは穴が開いてしまうとそこから騒音や、燃焼しきれなかった排気ガスなど有害なガスが出てきたり、様々な不具合が起きます。
勿論、車検はこれでは通りませんし普段乗車していてもマフラーを改造していると見なされたり、整備不良で注意を受けたり散々です。そこで交換という事になる訳ですが、脱着の段階でも1万円。マフラー自体に数万円とかなり高額な金額をディラーから請求されます。
そこでお勧めなのは溶接という手段です。あまり大きな声ではやってくださいとは言えません。こうした作業をやってくれるのは、個人でやっている自動車整備のところに行くのがいいです。
どこでもやってくれる訳ではなく、ネットで調べて溶接が可能な店舗をまず探すといいです。費用の方が相場として5000円~10000円というのが相場です。
乗る期間にもよる
この溶接という行為は注意して頂きたいのは、長く乗る場合にはやはり交換をお勧めします。しかしあと数年という事で乗り換えを考えている人については、この溶接をお勧めしたいという話です。車検もしっかり通りますよ。
溶接はあくまで一時的な対処と考えてもらえればいいです。やはり溶接で穴は塞がるのですが、鉄がその分弱くなっていくようで、この点は踏まえて頂きたいと思います。
個人でやっている所だと、代車も無料で貸してくれる所もありますし、正直ディーラーより親切です(口が悪い所はありますけど)。それとマフラーでも出来るやつと出来ないやつがあるようなのでこの点も注意してほしいと思います。
少し強引な修理の方法に見えるのですが、結構長持ちしたという記憶があります。自分の車は廃車まで穴が開く事はありませんでした。
最後に
さて、穴の開く要因を色々自動車屋さんに聞くと特に雪の多い地方の中古車を購入するとそうした現象が多いと聞きます。雪には塩化ナトリウムをまくので、走っている内にその水や雪がかかってマフラーを痛めるのです。
特に車高の低い軽自動車はかかりやすいといいます。勿論、普段の雪が少ない所でも、雨水がかかるのでどうしても腐食するという結論になるようです。
そこで勧められたのは、自動車から降りる際かるく空ぶかしして蒸気を飛ばすと長持ちするというアドバイスです。空ぶかしは本来よくありませんが、マフラーを長持ちさせるために有効な方法だと思います。