事故車は買いたくないと誰もが思うはずです。しかしながら、走りに問題ない箇所を修復しても事故車扱いになってしまう車があります。
そんな車について詳しく説明してみます。
車の後ろ部分を追突された車
追突された車は余程の衝撃がなければ走りには支障ありません。足回りにまで損傷がある場合は、おそらく廃車になっていることでしょう。
修理工場の腕にもよりますが、フロア交換は難しい作業ではありません。フロアの場所ですが、後部座席のシートの下のパネルのことなのですが、この部分を交換すると事故車扱いになります。
腕の悪い修理工場であったり、適当に済ませてしまう修理工場であれば、おそらくこのような車の修理は引き受けないと思います。事故車でも完璧な修理がされている車はたくさんあります。
中古車を買うときに安く済ませたいのであれば、事故車は安いですので、どこの修理をしたものなのか一度確認して、もしこのフロア交換ですとなれば検討してみるのがオススメです。
フロア交換している車で気をつけて見るべき場所
フロア交換している事故車は安いと言いましたが、いくつか見てから決めてもらいたい箇所があります。
まずは、シートの下に敷かれているカーペットに雨漏りしているようなシミなどがないか確認してください。
フロア交換している車は後ろの部分をすべて取り替えているのがほとんどですので、ちゃんとコーティングして水漏れしないようにされているかの確認です。あとは、バックドアやトランクを開け閉めしてみて、左右の隙間や段差がないかを確認します。
腕のいい修理工場では隙間を同じにして、段差もないように修理するのが当たり前ですので、もしも左右で隙間の広さが違っていたり、閉めたときにすんなり閉まらずガタつくようであれば、手抜きの修理になりますので、このような車は買うことをやめた方がいいです。
このように、修理の箇所によっては走りに問題なく安く買うことができるので、事故車だからといってすべてが不具合が出るとは限りませんので、これからは検討の対象にしてもらいたいです。
その他の箇所を修理した車
足回りを交換している車や、フロント部分を大きな修理をしているような車はいくら安くても絶対に買わない方がいいでしょう。
高い確率で異音がするとか、フレームか錆びてきてるとか問題が出てきますので、一年だけ安い車に乗りたいとか以外は買ってはいけない車ですので、そこは注意して下さい。
一番わかりやすいのは、ハンドルを真っ直ぐにしたときに、車が真っ直ぐに走れるかどうかが、手抜きの修理をしたものなのかがわかりやすいので、どこの修理をしたか教えてもらえない場合は、少しだけでも試乗させてもらえばわかりますので、お願いしてみるのもいいかもしれません。
試乗もさせてくれないような車は何かあるはずですので、なるべくならやめたほうが無難です。
後ろ部分の修理ならなかなかごまかしが効かないので、ちゃんと修復されている車が多いと思いますので、ぜひ検討してみてください。
しかし、あとから問題が出でくるのが嫌な方でしたら、事故車はやめましょう。