3年前に買い換えたトヨタのウィッシュ。
もう昨年に生産完了してしまい、プリウスαにアイシスと統合型後継機として、モデルが大きく換わることになるようですが、今でもとても気に入っている車です。それは燃費の良さです。
ガソリン車だけども、燃費に文句なし!
本当はハイブリッド車のタイプがあれば良かったのですが、残念ながらウィッシュは、ガソリン仕様だけ。
ハイブリッド車に比べると、燃費性能は及ばないのですが、ウィッシュの前に乗っていたミニバンの燃費が街中では、リッター当たり5、6kmのことを考えれば、納得できるレベルです。
人によっても受け止め方は様々ありますが、普通に走って、リッター当たり9km程度。しかも、高速道路を走ると、かなり燃費が伸びて、15km~16kmも伸びるのです。
これにはちょっと驚きでした。しかし、意外なことにカーディーラーの教えられたことがあったのです。
街中で燃費を伸ばすためには
ウィッシュには、ノーマルモードとガソリンの消費を抑えるECOモードがあります。当然、燃費の抑えるために、いつもECOモードで走っていました。
しかし、教えてもらったことは、街中走行では、ECOモードではなくてノーマルモードで走った方が燃費が伸びるということだったのです。
年2回の定期点検を受けていますが、その時の営業マンとの雑談の中で教えてもらったことです。
どうして燃費が伸びる?
普通に考えると、ECOモードの方が、燃費が良くなると思うはず。しかし、ノーマルモードの方が伸びる理由はアクセルの踏み込みにありました。
確かにECOモードは、ガソリン噴射を抑えるのですが、発信時等では、パワーが足りず、ドライバーが無意識にアクセルを踏み込んでしまうとのこと。
特に坂道発進の時は、余計なアクセルを踏んでいる自分がいるのです。発進、停止の繰り返しが多い街中では、それだけで燃費が落ちるのです。
早速、実験開始。
めったにノーマルモードをすると、ちょっとアクセルを踏むだけで、勢いよく発信するウィッシュ。ミニバンの割には、コンパクトミニバンで加速性能もそこそこの評判があったようですが、この時にあらためて、ウィッシュの加速性に満足したのです。
その結果
街中を2週間程度、走ってから給油したのですが、確かに燃費は12kmまで伸びたのです。これには意外な驚きと感動です。
さらにウィッシュに惚れ込んだ瞬間たったのです。
高速道路はECOモード
しかし、注意が必要です。ノーマルモードで燃費が伸びるのは、渋滞が多い街の中に限られそうです。高速道路では、常に一定のスピードで走れるために、やはりECOモードの方が燃費はいいのです。
ウィッシュも乗り方次第で、燃費が伸びるポテンシャルがあるのですから、優秀な車なのです。生産完了となったことは残念なことですが、まだまだ中古車市場でも人気の続きそうな車だと思います。
新車で購入しても、200万円程度で機能を考えると、コストパフォーマンスにも優れた車です。